ウシオ電機がACGIHのTLV改訂についてコメントを出しましたね。
これに関連してAMGの個人用メモを公開します。
ここに挙げた多くの規制、規格、ガイドライン、ガイダンスは複雑に関連し合っています。
各国政府はその1つをクリアしたからと言って、即推奨と言う訳にはいかないようです。
AMGの見立てでは、「安全性のエビデンス」「病原体への照射量の決定」「人体への照射限界量の決定」「設置と測定方法の標準化」「空気質改善(換気)への換算方法の決定」を経て、各国の安全基準、規制の緩和に至り、その後「感染症対策としての正式な推奨」や「医療機器認定」へ進むと考えています。全てのピースはまだ揃っていませんが方向性としては順調に進展していると言うのが現在の状況だと感じています。
※これはAMGの個人用メモです。不定期に追加、更新します。(更新されると記事TOPに来ます)
※ACGIHのTLVと各国の規制、規格の関係は下の図の通りです。
これに関連してAMGの個人用メモを公開します。
ここに挙げた多くの規制、規格、ガイドライン、ガイダンスは複雑に関連し合っています。
各国政府はその1つをクリアしたからと言って、即推奨と言う訳にはいかないようです。
AMGの見立てでは、「安全性のエビデンス」「病原体への照射量の決定」「人体への照射限界量の決定」「設置と測定方法の標準化」「空気質改善(換気)への換算方法の決定」を経て、各国の安全基準、規制の緩和に至り、その後「感染症対策としての正式な推奨」や「医療機器認定」へ進むと考えています。全てのピースはまだ揃っていませんが方向性としては順調に進展していると言うのが現在の状況だと感じています。
※これはAMGの個人用メモです。不定期に追加、更新します。(更新されると記事TOPに来ます)
※ACGIHのTLVと各国の規制、規格の関係は下の図の通りです。
※下のスライド資料はIUVAのウェビナーで使われたものです。Far-UVCはどこが主導するのか?
安全性の証明は?標準化はどこが決める?設置のガイダンスは?
米国 UL 「米国保険業者安全試験所」
紫外線用UL8802の安全規格の合格第一号をCare222(AcuityBrandsモジュール)に与える
※認定済 ※追加規格審議中
国際 IEC 「国際電気標準会議」
IEC62471光生物学的安全性評価(目と皮膚)でCare222をリスクゼログループに認定
なおIEC/TR 62471-4(測定方法)とIEC 62471-6(紫外ランプ製品)が関連規格として新たに整備中で、予定通りに行けば2022~2023年に発行される模様
※一部認定済 ※新規格審議中
米国 DLA 「アメリカ国防兵站局(米国防総省の内局)」
事前テストの結果、Care222搭載製品を「人間にとって安全なまま、表面及び空気の病原体を排除するように設計された光」と記載し、政府や軍の調達のためのNSN(National Stock Number )を付与
※認定済
米国 NIOSH 「国立労働安全衛生研究所(米国保健福祉省)」
米国疾病管理予防センターCDCの下部組織であり労働者の感染症対策を取りまとめる。
最新のNIOSH戦略計画書の中の目標3に紫外線消毒によるコロナ対策を明記している。
米国 OSHA 「労働安全衛生管理局(米国労働省)」
DOL(米国労働省)の下部組織で法律(労働安全衛生法)の施行を主体とした規制連邦機関。
NIOSHとは姉妹機関になる。
最新のガイドラインを策定中で、紫外線消毒を積極的に組み込むべきという意見も出ている。
※新ガイドライン審議中
NIOSHとは姉妹機関になる。
最新のガイドラインを策定中で、紫外線消毒を積極的に組み込むべきという意見も出ている。
※新ガイドライン審議中
国際 IUVA 「国際紫外線協会」
UV-Cデバイスに関するデータ、プロトコル、ガイドライン、標準化の開発でASHRAEと提携
ICUDAS(年次国際会議)ではウシオアメリカが講演、規制ラウンドテーブルに参加
内部資料で室内照射Far-UVCにFilteredと記載
ANSI/IES/IUVA LM-93はFiltered222nm関係になる可能性あり
UV-C Task Force teamによるホワイトペーパーに「222nmにはフィルターが必要」と記載
GLAと協力しWHOにたいして紫外線殺菌に対する要請書を送る。
※一部認定済 ※新標準審議中
GLAと協力しWHOにたいして紫外線殺菌に対する要請書を送る。
※一部認定済 ※新標準審議中
米国 ASHRAE 「アメリカ暖房冷凍空調学会」
空調システムに関連する工業規格やガイドラインを策定
内部資料でUVCを空調システムに組み込む候補の1つとしてウシオアメリカのCare222を紹介
米国 IES 「イルミネーティング工学会」
2021年にIUVAとUV-Cデバイスのアメリカ国家基準(ANSI基準)を策定するために提携を発表
IESの出版物はNISTやASHRAEから参照される事も多い
ANSI/IES/IUVA LM-93はFiltered222nm関係になる可能性あり
※新規格審議中
米国 ANSI 「米国国家規格協会」
IESと共に光生物学的安全性要件RP-27、紫外線消毒の概要RP-44等を出版
ANSI/IES/IUVA LM-93はFiltered222nm関係になる可能性あり
※新規格審議中
※新規格審議中
米国 BSR 「ANSI基準審査委員会」
ANSIの標準化について審査をする委員会。各種基準の草案に連名の形で名前がよく出てくる
BSR/ANSI/IES/IUVA LM-93は現在審議中と思われる
※新規格審議中
※新規格審議中
米国 ACGIH 「アメリカ合衆国産業衛生専門官会議」
各国の紫外線曝露規制の基となるTLVを定め影響力が大きい。紫外線に関しては2022年度版で約70年ぶりとなる規制緩和を行い、222nmは眼基準で約7倍、肌基準で約20倍の緩和を受ける事が決定。
※認定済
日本 JIS 「日本産業規格」
法律に引用されると強制力を持つ任意規格。222nm紫外線はJIS Z 8812(有害紫外線放射の測定方法)により規制されているが、その測定計算の基になるTLVはACGIHのものをそのまま使用している。
パブリックコメントでIEC62471-6が改訂されればJISもACGIHのTLVと同等に改訂されると回答
※改訂待ちパブリックコメントでIEC62471-6が改訂されればJISもACGIHのTLVと同等に改訂されると回答
日本 一般社団法人 日本照明学会
照明に関する基準や指針、JIS規格の原案等を作成
照明に関する基準や指針、JIS規格の原案等を作成
光源・照明システム分科会の研究調査委員会として「UV-C領域殺菌用途の紫外線放射研究調査会」を新設。幹事2名はウシオ電機と東芝ライテックから選出
※審議中
※審議中
米国 NIST 「標準技術研究所(米国商務省)」
CORMと協力し光放射線測定コミュニティにおける国家的優先事項の決定を模索
コロナ対策としての紫外線消毒に関する緊急論文を募集中
IUVAと紫外線消毒のワークショップ開催、ICUDAS(年次国際会議)にも参加
Care222とノンフィルター222nmの比較測定を実施
※審議中
米国 BNBI 「バテル国立生物防御研究所」
NISTと共に波長測定試験を行い、コロナに対する最も効果的な波長は222nm~280nmとした。
BNBIは米国連邦資金による研究開発センター(FFRDC)の研究施設である。
※測定結果論文発表済
5
米国 DHS 「米国国土安全保障省」
※測定結果論文発表済
5
米国 NBACC 「米国国立生物防御分析および対策センター」
生物学的脅威から国を守るための施設。DHSによって作成された最初の国立研究所。
NISTとBNBIの紫外線波長試験に協力。
NISTとBNBIの紫外線波長試験に協力。
米国 DHS 「米国国土安全保障省」
米国の公共の安寧の保持を所掌事務とする、各国の内務省に相当する行政機関。
対象にテロリズムの防止、出入国管理、防災・災害対策を含み、NBACCの上位組織である。
対象にテロリズムの防止、出入国管理、防災・災害対策を含み、NBACCの上位組織である。
米国 CORM 「光放射測定評議会」
NISTが光放射線測定コミュニティにおける国家的優先事項を決定する上でのリソース源
2021年の合同セッションにはウシオアメリカも参加し、222nmの測定に関して講演
米国 BARDA 「生物医学先端研究開発局(米国保健福祉省)」
アメリカ国内に公衆衛生上の危機が生じることが予見される際に、必要な支援を行う機関 。
BARDA産業ディのトークイベントプレゼンターにFar-UV社が選ばれ、222nm技術をプレゼン
米国 DSIAC 「防衛システム情報研究所(米国国防省)」
222nmのウェビナーを開催。ボーイング社とFar-UVtechnologies社が参加。
資料でCare222モジュールやFiltered222nmについての解説がされる。
米国 DOE 「米国エネルギー省」
ワークショップの中でAcuityBrandsが「照明に組み込むコロナ対策」としてCare222をプレゼン
国際 GCSA 「グローバル・スマートシティアライアンス(世界経済フォーラム)」
Care222を使用したChristie digital社のCounterActをセミナー内で紹介
国際 GLA 「国際照明協会」
紫外線殺菌照射について有人環境下での空間照射も含めたガイダンスを発表
IUVAと協力しWHOにたいして紫外線殺菌に対する要請書を送る。
222nm紫外線による除菌効果を換気に換算した早見表を発表
IUVAと協力しWHOにたいして紫外線殺菌に対する要請書を送る。
222nm紫外線による除菌効果を換気に換算した早見表を発表
※一部認定済 ※新ガイダンス審議中
国際 SPIE 「国際光工学会」
最先端の光科学技術を扱う非営利の国際学会
NISTとウシオ電機が行ったCare222使用時の建材の反射率測定についての論文を発表予定
英国 BMLA 「英国医療レーザー協会」
良かったらご覧ください。Care222ブランドムービー
より広い情報を知りたい方はcare222応援団の情報まとめサイトへ
英国 BMLA 「英国医療レーザー協会」
英国における光ベースの技術の研究、医療アプリケーションの標準を確立を目指す。
研究会資料でCare222を使った実験結果が報告される
研究会資料でCare222を使った実験結果が報告される
シンガポール NEA 「国家環境庁」←NEW!
シンガポールの政府公的機関。クリーンで持続可能な環境を確保する責任と公衆衛生基準の管理を負う
UVCの使用におけるガイドラインで①個人保護具の使用②無人環境下のみでの使用、を推奨していながら、UVmedico社のUV222(Care222)に関しては保護具無しでの有人環境下での照射を認めている。NEAはオンライン販売から約8000点のUVC減菌製品を危険だとして削除済み
※認定済みUVCの使用におけるガイドラインで①個人保護具の使用②無人環境下のみでの使用、を推奨していながら、UVmedico社のUV222(Care222)に関しては保護具無しでの有人環境下での照射を認めている。NEAはオンライン販売から約8000点のUVC減菌製品を危険だとして削除済み
良かったらご覧ください。Care222ブランドムービー
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