ウシオ電機XEFLビジネスユニット長である平尾哲治氏「2022年のCare222新製品」について語っています!
記事に出てきた新製品を1つずつ簡単に検証してみましょう。(検証は公開された記事を基にしたAMGの私見です)

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XEFLビジネスユニット部門はもしかしたらCare222を主力とした新部門かも知れません。

まず最初に出るのは既にプレスリリース済の、ミネベアミツミとの共同開発製品である照射角が変えられるCare222ムービングタイプです。
AMG調べではユーザーが任意の作動プログラムを組む事で、1台で最大16か所の照射ができる製品です。1月発売予定(予約受付中)なのでもうすぐ姿を現すでしょう。

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2つ目に出てくるのが「エアロゾルを効率的に除菌できるユニット」です。
これは蔦屋家電とクラウドファンディングで製作したものの発展型と思われますが、もしかしたら空気清浄機や空調機器と組み合わせたタイプかも知れません。
そしてこの製品がウシオ電機から出るのか、Christie等の子会社から出るのか、それともどこか別メーカーと組んで出すのか、、、その辺も興味深いところです。
我々応援団が待望している一般家庭用かどうかにも注目ですね。

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3つ目は「照射範囲を従来製品の4倍まで広げた製品」です。
これは当ブログの別記事で検証しようと思っていたのですが、今回はウシオさんに先に発表されてしまいました(笑)
デンマークのUVmedico照射角100度の広角タイプの配光分布図を出したり、WHOのウェビナー「今の製品はかなりスポット的」と言われたり、特許開示の中で従来のフィルターでは照射範囲が狭まる事に触れていたり、低照度広範囲照射でも効果があるという論文が出たりと、状況証拠が多数あったので、AMG「これは将来的には広角照射タイプが出るな」と推測しておりました。

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※今のB1モジュールの照射角は約60度。これとは別の照射角100度のユニットが試作された?
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英国の論文では低照度でも広範囲にムラなく照射する事で高い不活化効果を得られたとしている

半導体関係の展示会の記事に「最新のモジュールが展示された」と書かれていたのが、この広角照射タイプのモジュールだと思われます。
今のモジュールがB1モジュールですから、これはB2モジュール
AMGとしてはTLV改訂後の主力モデルは全てこのモジュールが使われる気がしています。

そして最後に「タクシーやバス、航空機への展開も目指していきたい」と結んでいます。
タクシーなどの狭い車内で照射するにはやはり広角タイプのモジュールが必要だと思いますし、バスへの搭載は特許に具体的なイメージ図が既に載っています。

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特許の説明図ではバスの乗車時に照射されるイメージ

航空機へはCollinsaerospaceのLilac-UVCare222採用だと推測しています。(繰り返しますがこれらはAMGの私見です)
いずれにせよ今年は何らかの形で「交通機関で活躍するCare222」が見られると思います。

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実製品やさらに詳しい内容2/22のCare222dayで発表される可能性もあります。

2022年のCare222に大いに期待しましょう!








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