一般社団法人「照明学会」1916年(大正5年)11月29日に創立され、わが国における照明技術の発展や照明知識の普及に大きく貢献してきた組織です

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個人会員5,733名 賛助会員214社を会員として、照明に関する研究調査活動研究助成、そして照明に関する規格・基準の調査、およびJIS規格の制定や原案作成ならびに学会技術基準、技術指針の策定などを行っている組織です。

その照明学会が2022年4月より、光源・照明システム分科会での研究調査委員会として、、、

UV-C領域殺菌用途の紫外放射研究調査委員会
Research Committee on Ultraviolet Radiation in UV-C region for Disinfection


新設します。

二人の幹事はウシオ電機と東芝ライテックから出ます。

新設の目的にはこうあります。

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新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、紫外放射による殺菌技術への関心が高くなっている。UV-C領域の中で水銀輝線の254 nmの利用が一般的であるが、近年は人体への有害性が低いとされる222 nmエキシマ光の利用が始まっており、その技術動向を調査する。また、UV-Cは測定の信頼性に課題があり、その現状を把握することが重要となっている。本委員会ではUV-Cによる殺菌技術とUV-C計測器の現状調査を行う。

 委員長
竹下秀(東海大学)
  • 幹 事
    安田丈夫(東芝ライテック株式会社)
  • 奥村善彦(ウシオ電機株式会社) 

    さて、これはどういう意味を持つのでしょうか?
AMGの個人的感想としては米国の労働者を対象にしたACGIH(米国産業衛生専門家会議)TLV(Threshold Limit Values)の改訂を受けて、日本でもいよいよJIS規格に落とし込む動きが始まったように感じます。

ちなみに委員長である竹下秀氏の主な経歴は以下の通りです。

東海大竹下5R
ISO/TC274「光と照明」 ISO/TC314「高齢社会」へのリエゾン代表
国際照明委員会(CIE) 第6部会「光生物学と光化学」副部会長
ISO/TC274「光と照明」 Chair Advisory Group委員
日本照明工業会 ISO/TC274「光と照明」国内審議委員会 幹事
日本照明照明工業会 CIE国内小委員会 第6部会委員長
日本照明委員会 第2部会「光と放射の物理測定」委員
日本照明工業会 光影響研究調査委員会 委員長
日本光医学・光生物学会 評議員照明学会 学会技術指針JIEG006:1986 輝度計改訂委員会 委員長
照明学会 計測・標準分科会 幹事長
日本照明委員会理事
国際照明委員会(CIE) TC2-47 「紫外放射計の特性記述および校正方法」エキスパート
ISO/TC206/WG9 光触媒 ISO 14605「屋内用光触媒試験光源」プロジェクトリーダー
ISO/TC206/WG9 光触媒 ISO 10677「紫外励起形光触媒試験光源」プロジェクトリーダー
日本電球工業会 光源の測定委員会 委員


これはいろいろ期待してしまいますね。
今後の活動に注目しましょう!






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