先日のFar-UVCだけの国際会議(ICFUST 2023)の動画が公開され始めました。
全てをお伝えするのは無理ですがCare222に関連するいくつかをご紹介していきます。



Rolf S.Bergman博士の講演動画
フィルターとディフューザーを使った222nm光源(Care222)の測定(強度とオゾン)



要点

(機械翻訳を元にAMGが意訳しているので内容が正確とは限りません。あくまで参考とし、気になる方は英語音声でご確認ください。)

フィルターは有害波長をカットするために必要だがパワーはかなり減衰する
②その代わりフィルターにより低波長側もカットするためオゾン発生は少ない
③フィルターありのこの光源は角度が付くとあまり効果はない(照射範囲が狭め)
ディフューザーは光を上手く拡散し、なおかつオゾン発生をさらに抑えている
⑤でもパワーはさらに落ちるので、この仕様だと2倍のランプ数が必要かもしれない
⑥これらを考慮し、必要なパワーと台数の最適解をさらに調べるべき

オマケ
★測定にはFar-UV Technologies社のkrypton shield、11、36を使用した。これらは全てウシオのCare222ランプだ。←正式に確認されました!



AMG私見
まだ何とも言えませんが、Far-UVC普及の最大の懸念が「空気質」という視点から「オゾン発生量」になる可能性があります。そうなるとオゾン発生波長をカットできるフィルターを使えるのはCare222だけと言う事になりますね。





puzzle-piece_5901
※繰り返しますが001~011はどれも重要なパズルの1ピースである可能性があります。
1つ1つを見るのと同時に、他のピースと合わせた時に完成する全体像を想像してください。